お墓参りの必須行事!お墓のお掃除の仕方をご紹介!!持ち物や花立の墓石の徹底清掃方法!

失敗しないお墓の掃除方法について徹底解説!!

目次

はじめに

お盆やお彼岸、年末年始の行事と言えばお墓参りです!お墓参りといえばお墓掃除です!日々のお墓参りでも重要になってくるお墓掃除、この機会にお墓掃除のお話しを聞いてみませんか?

お墓をきれいに保つためのコツは?

お墓の掃除方法について解説する前に、まずお墓をきれいに保つためのコツ、について少し解説しましょう。お墓掃除って毎回大変なんだよな、と思われている方、実はちょっとしたことで毎回の掃除がぐっと楽になるかもしれませんよ。

お墓をきれいに保つ3つのコツは「早く落とす」「傷つけない」「無理しない」この3原則です。

1.出来る限り汚れは早めに落とすこと

まず第1に重要なのが、汚れは出来るだけ早く落とすことです。お墓に汚れが付着し長時間経過すると汚れがこびりついてしまい、落とすのが大変になります。また、長期間付着したことでシミになる、カビがそこから生えてくるなどさらに厄介な状態になりご自身では対処できなくなる可能性があります。

可能であれば定期的にお参りをし、その際汚れがあるようであればすぐ掃除するぐらいのメンテナンスを心がけて頂くことをおすすめします。

2.こすりすぎない、傷つけない

2つ目は、傷つけない事です。いくら汚れがこびりついているからと言って硬いブラシなどでゴシゴシこするのは厳禁です。墓石の表面が傷ついてしまい光沢が無くなるだけでなく、できた傷に汚れが入り込んだり祖見込んだりして落ちない汚れに変貌してしまうことにもなりかねません。

また、墓石自体の耐久性を著しく落としてしまうことにもなりかねない為、強くこするような掃除は絶対にやめましょう。人肌を洗うようにやさしく掃除してください。

3.落ちない汚れは無理せず業者にお願いしよう

3つ目は無理しないことです。どうしても落ちない汚れやシミなどは無理せず業者にお願いしましょう。無理に頑張って落とそうと頑張った結果、大きく傷つき、結果多額の修理費が必要になるなどの問題を引き起こしかねません。

大きな汚れ、取れない汚れは無理せず業者にお願いして落としてもらうようにしましょう。
お墓掃除をする作業服の女性

お墓はどんなことで汚れてしまうの?

それではお墓はどんなことで汚れてしまうのでしょうか?簡単に落ちる汚れから素人では落としづらい汚れまで様々です。そのような中でよくある汚れはこの5つになります。

水垢、黒ずみ

1つ目は水垢や黒ずみです。いわゆる雨や泥汚れのようなものが付着するケースです。早期にふき取りを行えば問題なく対処出来る汚れですので、スポンジやタオル等で落とすことは可能です。しかしながら長い時間たってしまうと、水垢などはこびりつき、簡単には落ちなくなります。この場合は無理せず、業者に依頼することをお勧めします。

コケやカビ

次に多くあるのがコケやカビです。屋外にあるため、どうしてもコケ、カビの類は生えてきてしまうことは避けられませんが、長期間放置するとこびりつく、しみこむなど、一般の方では落としづらくなります。

シミ

次はシミです。原因はいろいろありますが、雨水を放置する、お供え物のジュースなどをこぼした跡などがシミになることがあります。出来る限り汚れを早くふき取ることでシミが出来るのを防止出来ます。

ヤケ・経年劣化

お墓は年数が経つと焼けてしまう、風化により経年劣化をおこすなどしていきます。これはある程度は仕方のないことであり、かつ劣化により風合いがでてくることもありますので一概にダメなことというわけではありません。

ただきれいにしようとしても皆さんの手ではなかなか難しいものがあります。この場合は専門業者に磨き直してもらうしか方法はありません。

お墓の掃除方法は?

それではみなさんが掃除するにあたり、使ってよい道具、使ってはいけない道具について解説しましょう。皆さんどのような掃除道具を使っていらっしゃいますか?汚れているからと言って硬いものでゴシゴシ、なんてことはされていませんか?

ポイントはとにかく傷つけないよう柔らかい素材を使うことです。

準備する道具

まず掃除する際に利用してよいものについて解説します。先ほどもお話ししているとおり、柔らかい掃除道具を使うことが大事です。例えるなら皆さん、自分の肌を洗う時、どんなものを使いますか?それを想像して掃除道具を選定頂ければよいかと思います。

1.雑巾やタオル

まずは水分ふき取り用の雑巾やタオルです。特別なものではなく皆さんがご家庭で利用されているタオルや雑巾で十分です。またできれば水分が良くしみこむ、新品ではなく少し使う古したものの方がベストです。ただし、使う古しすぎて少し表面がガサガサしているようなものは避けた方がよいでしょう。また極端に汚れがしみこんでいる雑巾なども汚れが移ってしまう可能性もあるため避けるべきでしょう。

なるべく清潔で、ちょっと使った吸水性の良いものがベストです。

2.柔らかいブラシやスポンジ

次にブラシやスポンジです。ブラシはできれば布製や柔らかめの動物の毛などとにかく石に傷がつかないようなブラシを選んでください。車のホイールなどを洗う柔らかめのブラシぐらいがベストです。

またスポンジについても表面がなるべく柔らかいスポンジを選択しましょう。緑色のごわごわした面があるスポンジや研磨用スポンジなどは厳禁です。車の洗車用など柔らかめのスポンジなどがベストでしょう。

3.ゴミ袋、バケツ、手袋

最後はごみ袋やバケツ、手袋などです。これはごみ回収や水をかける際にあると便利なグッズですので一緒にもっていくようにしましょう。また手袋は一般的なゴム手袋や柔らかい軍手などがベストです。皮手袋などは硬いものもあり、水にぬれると固くなる傾向にあるため、出来るだけ使用しないようにしましょう。

使ってはいけないもの、注意が必要なもの

逆に使ってはいけないものについての事例です。基本的に墓石を傷つけるようなものはつかってはいけません。前述でもご説明した通り、硬いものを利用するのはNGです。

また、化学薬品系については注意が必要です。

1.金属たわしなどの硬いブラシ(NG)

金属たわしや亀の子たわしなど硬くて墓石を傷つけるような素材のものは使ってはいけません。墓石を傷つけ光沢を失わせるとの同時に傷に汚れが入り込み修復できなくなる可能性があります。これ以外に研磨用スポンジや硬い毛足のブラシも利用は控えましょう。

2.洗剤(注意)

洗剤は出来る限り使わないことをおすすめします。これは墓石と相性の悪い素材の場合、表面を傷めてしまう、傷づけるなどにつながる可能性があるからです。どうしても使用したいと思う場合は、専門業者に相談し、どのような洗剤なら利用してよいか?確認するようにしましょう。

清掃方法

それでは最後に清掃方法です。ここでも大事なのは、「早く落とす」「傷つけない」「無理しない」の3原則をしっかり守ることです。

1.基本は水洗いだけで十分

墓石のメンテナンスは基本水洗いで十分です。こまめに汚れを落としていれば洗剤など使わずとも簡単に汚れは落ちるはずです。汚れは早く落とすことが肝心、マメに水洗いをするように心がけましょう。

2.スポンジでこするときも、肌を洗うようにやさしく

そして何より傷つけないように洗うことが大事です。スポンジや柔らかいブラシで自分の肌を洗うようにやさしく洗ってあげましょう。

3.水洗い後のふき取りも忘れずに

そして最後に必ずふき取りをすることを忘れないようにしてください。洗ったまま放置すると太陽の熱で雨染みが出来てしまう可能性があります。洗ったら即座に水をふき取るようにしてください。

4.大きな汚れ、落ちない汚れは無理せず業者に委託しよう

そして何より「無理しない」ことが肝心です。こすっても落ちない汚れは無理せず、専門業者に依頼しましょう。無理して強くこするようなことをすれば傷がつき、掃除以上の修理費用がかさんでしまうこともありえます。何より無理しないことが肝心です。

まとめ

いかがだったでしょうか?お墓の掃除はマメに清掃することで汚れがこびりつくようなことはなくきれいな状態を保てます。マメに掃除することをおすすめします。

そして何より、無理は禁物、ひどい汚れに遭遇したら無理せず専門業者に清掃を委託しましょう。お墓を提供している業者さんの中にはお墓の定期清掃サービスなどをしている会社もありますので、お墓を購入した業者さんに一度相談してみるとよいでしょう。

また、最近ではお墓のコーティングという汚れが付きにくくする処理をしてくれるサービスもあるようですので、一度訪ねられてみてはいかがでしょうか?費用は掛かりますが掃除はぐっと楽になり、長くきれいな状態を保てるようになりますよ。是非ご検討くださいね。

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