一人暮らしを始めてから初めてのお盆、一人で行くお墓参り

一人暮らしを始めてから初めてのお盆、一人で行くお墓参り

目次

すぐ読める!お墓参りのエピソード

この記事では一般の方に書いて頂いたお墓参りの思い出を掲載しております。
お墓参り 記事イメージ

長崎県 Mさん

 一人暮らしを始めてから初めてのお盆がやってきました。去年までは父母の3人で行っていましたが、今回は時間が合わず1人で行く事になりました。墓地の周りに駐車場が無いため、500mも離れた所にある駐車場に止めて、歩いて行かなければいけませんでした。更に、お墓までの道のりは長く急な坂道と階段が、祖父母のお墓までずっと続いています。祖父母に会いに行く前に、いつも立ち寄るお店でお線香とライターを買って、近くのお花屋さんで、祖父母が好きだったお花も入れてもらい、花束を包んで貰いました。

炎天下の中、息を切らしながらようやくお墓に辿り着き、墓地の入口に設置してある水道から水を汲みました。祖父母の元へ行くと墓石がとても暑そうで、汲んできた水をかけながら、「おじいちゃん、おばあちゃん今年も来たよー。暑かったね、冷たい水だよ、気持ちいいね。」と話しかけました。お墓は父母が先に来ていたので綺麗に掃除をされていました。私は買ってきたお花を供えた後、お線香を焚こうと思い、お店で買ったライターで火を付けようとしますが、風が吹いて中々うまく付きませんでした。かんかんと照りつける日差しでポタポタと額から汗が落ちてくる中、ようやくお線香に火が付いた時にはライターが少し溶けていました。

 ようやく祖父母に手を合わせ、家族3人で来た時には恥ずかしくて話せなかった、日々の出来事や、誰にも言えなかった胸の内を打ち明ける事ができ、すっきりとした気持ちになりました。年に数回しか来れないけれど、行けば必ず話を聞いてくれる祖父母がいます。来年はライターではなくチャッカマンを持って、長年お付き合いをしている彼氏を祖父母にも紹介出来たら良いなと思います。
お墓参り 記事イメージ
霊園のお墓

ピックアップ記事

墓石用の花立を新しいものに交換
お墓参り 記事イメージ

もっと花立を機能的に!
ステンレスはもう古い!次世代のお墓の花立を使ってお墓の管理をもっと気軽にしませんか?日本初の抗菌・軽量デザイン花立の紹介記事です。<PR>

こちらの記事もご覧ください!

「お墓参りのエピソード」を教えてください!

コロナ禍でお墓参りに行きづらい今だからこそ、せめて過去のお墓参りの思い出を振り返ってみませんか?お墓ドットコムでは皆様の「お墓参りのエピソード」を募集しております!
読者投稿フォームから、お墓参りに行った時期・作法、具体的な思い出のエピソード(500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県とお名前のイニシャル(「神奈川県 Y」など)、年齢(20代、30代など大まかで結構です)を明記してお送りください。
墓石用デザイン花入れ 花想い
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる